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【何たって“一番” 私たちの誇りです】高鍋町

2010 年 9 月 15 日 水曜日 投稿者:

 秋は散策の季節。
 お城の石垣が美しい高鍋町の舞鶴城公園を散策していると、大空に枝を張り出したクスノキの巨木に出会えます。

高鍋の大クス

高鍋の大クス

 幹元に「みやざき巨樹100選」と標示してあり、”高鍋の大クス”として知られています。
 幹周り10メートル余り、樹高が35メートルもあって、県内の鎮守の森の巨樹の中では一番の大きさです。樹齢は、500年余りも経っているのだそうで、”お城と歴代藩主の栄枯盛裏を見守ってきた”と紹介してあります。2007年の台風5号で枝の一部が折れたり、幹の痛みが進んでいます。
 散策の足を延ばすと…。城内にある当主・秋月種樹の住まいの離れを復元した”万歳亭”の庭の片隅に、ときめきの”水琴窟(すいきんくつ)”がありました。”かけひ”から落ちる水滴が、地下に埋められた焼物の壺に共鳴して琴を奏でるような不思議な音色を聞くことができます。

水琴窟

水琴窟

 また、10月9日、10日の夜には幻想的な”高鍋城灯籠まつり”が開かれます。お城のお濠を中心に石灯籠や竹灯籠など1万3000個の明かりが灯されます。