【ふるさと“ぶらり探訪”】高千穂町
2010 年 9 月 15 日 投稿者:高千穂町実りの秋”が追いかけてくる。
高冷地の高千穂地方では、10月に入ると段々状の棚田が黄金色に化粧して稲刈りの季節を迎えます。平地も高冷地も見境なく暑かった夏から、さわやかな秋が一気にかけ足でやってきます。高千穂町だけで棚田は600ヘクタールも広がっており、このあたりでしか見られない”棚田の稲刈り”が、そこ、ここで見ることができます。
日当たりのいい棚田で掛干しされた棚田米が、食卓に「すてきな実りの秋」の新米を運んでくれます。秋には、棚田周りの野草を牛の飼料として刈り取る”刈干し切り”もはじまります。10月2日(土)、3日(日)には「正調刈干切唄全国大会」も開かれます。
また、高千穂町では、冷え込み始めの11月になると谷々に霧がたち込める幻想的な”雲海”の季節を迎えます。町役場がある市街地から30分程の”国見ケ丘”が雲海の名所として知られています。