【12月7日】狭野神楽(高原町)
2019 年 12 月 5 日 投稿者:高原町
狭野神社(旧名狭野大権現社)の年中行事の一つ。
延宝2年(1674)には、古文書の中に「神楽三十二番」「社家」などの記述が見られる事から、江戸時代初頭には、すでに神楽を実施できるだけの社家組織が成立していたと思われ、400年ほど前にはすでに行われていたと考えられています。
また、文政6年(1823)作成の番付表を見ると、39番という大がかりな神楽であったことがわかります。
狭野神楽は、祓川神楽とともに、「高原の神舞(かんめ)」として国の重要無形民俗文化財に指定されました。
狭野神社の氏子を中心に伝承されている民俗芸能で、夜を徹して数多くの舞を奉納する形態で、子供が真剣を握って舞う「踏剱(ふみつるぎ)」などが有名です。
日時:12月7日(土)
時間:19:00頃~
場所:狭野神社第2鳥居
問い合わせ先:高原町教育総務課 TEL:0984-42-1484
狭野神社とは?
第5代孝昭天皇の御代に神武天皇ご生誕の地にご創建されたのが始まりと伝えられています。
神武天皇はご幼名を狭野尊(サノノミコト)と言い、皇族のご幼名は生まれ育った地名を付ける慣習があったことから、当地の地名の狭野が由来すると伝えられており、当社より西に1キロ程にある末社の皇子原神社がご生誕の地と伝えられています。